2019年05月24日

JICA(国際協力機構)アジア行政官向け研修 で採用

11月初旬、高齢化社会への対応政策を学ぶため、約2週間の日程でタイ、ミャンマー、スリランカ、ベトナムなどの行政官が来日し,
 「入門!ライフ・リテラシーゲーム」で日本の制度を学びました。


ゲームをすると仲良くなれるのは万国共通。研修二日目とは思えないほど打ち解けてプレイする様子に、見ているこちらまで楽しくなりました。

恋や結婚のマスでは特に盛り上がり、ゲーム後「私はビリだったけど結婚できたの。彼は一番で出世もしたけど結婚できなかったのよ。」と、こっそり教えてくれた行政官には笑ってしまいました。


しっかり学べた点も大変好評で「とても解りやすかった。払う金額はバラバラだけど保障は皆同じなのがよく解った」などの感想を寄せて下さいました。
解説が書かれたテキストは、帰国して日本の制度を説明するのにすごくいいからと「持って帰れるのか?」という質問をプレイ中からたくさん受けたことも嬉しかったです。
ゲーム終了後は開発の背景にも触れ、使う側にとって解りやすい制度にして欲しいとの話はうなずきながら聞いて下さいました。


日本の若者向けに造ったゲームがアジアの国々の役に立つとは!
外国の方たちにもやさしいこの教材は、日本で暮らす海外の方たちの力にもなれるのではないかと思います。
  


Posted by 加藤 千晃 at 15:18Comments(0)出張授業