2015年12月27日
平塚大空襲の記憶「還らざる夏」出版
NHKの衛星放送局長だった父が、本を書きました。
この夏、広島にひとり旅をした17歳の孫(私の甥)から届いた手紙を読み、70年前を回想するという内容です。ディレクター時代の代表作『再会』の舞台となった長野県のある村と平塚の父の一家に起きた出来事が交互に展開され、戦争の現実が詳細な資料と共に語られていきます。
1980年放送の代表作『再会~35年目の大陸行』は、ドキュメンタリー番組の金字塔といわれています。終戦前後、中国大陸に取り残され忘れられた人たちを父は『中国残留孤児』と名付け、世に問いました。
その存在を初めて知った当時の日本社会は大きな衝撃を受け、反響の凄まじさはまだ小学生だった私の記憶にも深く刻まれています。同年の文化庁芸術祭優秀賞受賞、番組を見た作家山崎豊子氏は、数年後『大地の子』を発表しました。
'過去に目を閉ざす者は、未来にも盲目になる'(ワイツゼッカー元ドイツ大統領) 、そして
'戦争は、最も弱いものに、最大の犠牲を強いる' (『再会』最終ナレーションより)。
NHK時代から一貫していた父の平和への切なる願い、その思いが込められたこの本「還らざる夏」を、是非多くの人に読んで頂きたいです。
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